セクハラ村長・跡部昌洋氏が辞表を提出

先日より話題になっていたセクハラ村長が辞表を提出した。

訴えている50代の女性職員は、元村長に対して1000万円の慰謝料を請求。2014年4月以降、元村長から10回以上の性的関係を強要されたり、大量のメールを送り付け会食を求める、あるいは交際条件に人事異動をほのめかすなど、女性職員に対してセクハラやパワハラを繰り返し行い、職員はうつ病になったと主張。

他の職員に相談しても相手にしてもらえなかったと言われていることから、職場の中には村長の暴挙を容認する空気があったか、もしくは人事権の発動を恐れてみてみぬふりをしていたと思われる。この件を受けなぜか議会は解散、その後村長も辞表を提出という謎の流れになった。

なお大衡村村長室のサイトには、本日現在、跡部氏が掲載されているのが確認されている。

セクハラ提訴された村長が辞表「一身上の都合」
2015年03月19日 11時48分
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150319-OYT1T50076.html?from=ytop_ylist

セクハラ行為をしたとして女性職員から提訴された宮城県大衡(おおひら)村の跡部(あとべ)昌洋村長(66)は19日、村議会事務局長に辞表を提出し、受理された。

4月8日付で辞職するとしている。

跡部村長は、今月13日に女性職員から損害賠償を求める訴訟を起こされ、自身への不信任を決議した村議会を17日に解散した。
村選管によると、村長選と村議選(定数14)は4月26日の統一地方選で行われる。
跡部村長は1996年に初当選し、現在5期目。辞表は代理人が提出した。辞職の理由について、「一身上の都合」としている。

2015年03月19日 11時48分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

跡部昌洋氏は、祖父、父も村長を務めるサラブレッドである。三代前から連綿と続く村長一家で、やりたい放題だったのかも知れない。個人的には「カツラ疑惑」も気になるところではある。

http://www.nikkei-rim.net/glocal/glocal_pdf/157PDF/157ishin.pdf

跡部昌洋氏プロフィール

あとべ まさひろ 1948年大衡村生まれ。
67年宮城県農業高校卒業後、農業に従事。祖父、父も村長を務めた。本人は政治の世界に入るつもりはなかったが、周囲のすすめで91年に村議に。96年村長に初当選。2008年に4選。親しみやすい人柄とフットワークの軽さで県内外の政治・経済界に豊富な人脈を持つ。企業誘致に関する県の立地セミナーなどの際は、実行委員長を務めることも。

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