【長崎県東彼杵町】町民課の男性係長が端末の警告無視、町がDV被害女性の住所漏らす

長崎県東彼杵町町民課の男性係長が、公用パソコンから表示される警告を無視し、DV被害女性の住所を漏らしてしまったそうだ。逗子のストーカーのように、殺人事件に発展した例もあるのだから、個人情報の取り扱いには細心の注意を払ってもらいたいものだ。

端末の警告無視、町がDV被害女性の住所漏らす

https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20180202-567-OYT1T50012.html
gooニュースより

 長崎県東彼杵町は1日、元夫からDV(配偶者や恋人からの暴力)被害を受け、戸籍情報の取り扱いを制限する申し出をしていた女性の住所を、自治体職員を名乗る女に誤って漏えいしたと発表した。

今のところ被害はないが、町は女性に謝罪し、転居費用や慰謝料などについて話し合う方針。

町によると、1月11日、自治体の戸籍係を名乗る女から、「元夫から転籍届が出ている。手続きに必要な子供の住所を教えてほしい」という電話が同町にあった。子供は女性と同居しており、この日、同町内の元夫の戸籍から、女性の戸籍へ異動させる手続きが取られたばかりだった。

女性の申し出を受け、同町では、戸籍情報を取り扱う場合、公用パソコンに取り扱いの注意を促す警告が表示されるようになっていた。しかし、電話応対した町民課の男性係長(50歳代)は2回の警告表示を無視し、住所を女に口頭で伝えたという。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存
今日のおすすめ情報