今井絵理子の出馬と創価学会、顕正会事情

先ごろ、自民党から参議院議員として出馬することを表明した今井絵理子氏であるが、ここに来て宗教関係で何やら暗雲が立ち込めているという。

彼女の親族に「顕正会」に入信していた人物がいることに関し、創価学会が過剰反応しているそうだ。現在交際している相手に前科があるなど、何かと不穏な噂が絶えない今井絵理子氏。仮に当選を果たしたとしても、任期一杯持つのだろうか?

顕正会(けんしょうかい)とは?

正式名称は「冨士大石寺顕正会」。宗教法人法に基づく届出名は「宗教法人顕正会」。 代表役員は浅井昭衛である。教義は、日蓮を崇め、「日蓮大聖人」と称えている。日蓮が説いた説法の国教化を目指している。信者数は、1,670,000人とかなり多い。
公式サイト:http://www.kenshokai.or.jp/index.htm

参考までに、国内の新興宗教信者数は4位である。10位までだと以下のようなランキングになっている。

【1位】幸福の科学/11000000
【2位】創価学会/8270000(世帯)
【3位】立正佼成会/3111644
【4位】顕正会/1670000
【5位】霊友会/1390248
【6位】佛所護念会教団/1240689
【7位】天理教/1209421
【8位】パーフェクトリバティー教団/934489
【9位】真如苑/909603
【10位】世界救世教/835756

(出展:http://news.livedoor.com/article/detail/9620402/

 

「今井絵理子」スピード当確に水を差す「創価学会」の重大な事情

デイリー新潮 3月24日(木)5時20分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160324-00506774-shincho-pol

 芸能界同様、永田町にも、躓きの石はあちらこちらに転がっているもの。華やかな出馬会見直後、交際相手の逮捕歴が報じられた今井絵理子氏(32)に、今度は「創価学会」にまつわる“懸念”が浮上した。大票田も失いかねない、その“重大な事情”とは……。

***

3月13日、都内のホテルで行われた、自民党党大会。手振りを交えて国歌を歌ったのは、参院選の“目玉”今井候補であった。自民党議員が顔を綻ばせて言う。

「君が代は、去年が中西圭三、一昨年が松崎しげるとおじさんが続けて歌いましたから、今年はフレッシュでした。彼女も事前に茂木選対委員長にデモテープを持参するほど、やる気満々。お蔭でスポーツ紙にも取り上げられて、党の絶好のアピールになりましたよ」

遊説すら行っていないのに、自民党の“顔”となった感のある今井氏。既に「当選確実」(同)との観測が流れているのも頷けるのだ。

■不倶戴天の…
ところが――。

「ここに来て、地元・沖縄から、今井に厄介な話題が持ち上がっているんです」

と打ち明けるのは、自民党関係者である。

「彼女の親族の中に『顕正会』という宗教団体に入信した経歴のある人がいることがわかった。これに創価学会のメンバーが過剰に反応していてね」

顕正会とは、正式には「冨士大石寺顕正会」なる、1957年設立、公称信者数150万人の団体。もとは日蓮正宗の傘下で、つまり、創価学会とは“同根”だから、信者の層は重なることになる。そのため、

「両団体の信者の奪い合いはすさまじく、かつて顕正会サイドが学会本部に70人で押しかけて揉みあいになり、逮捕者12名が出た事件があったくらい。今でも不倶戴天の間柄です」(宗教ジャーナリスト)

関係者が続ける。

「“自民は何でそんなのを出したんだ!”と、この話が沖縄の学会メンバーの間でとりわけ広まっていて、うちの県連が慌てている。うちは選挙区で沖縄北方担当大臣である島尻安伊子の3選を狙っていますが、ただでさえ革新が強く、苦戦必至の中、今井の問題で公明党の支持母体である学会がヘソを曲げ、選挙で寝られてしまっては、いよいよピンチとなるんです」

現職大臣を落とすわけにはいかないが、島尻氏が“歯舞読めない”問題で評価を下げているだけに、心配は募るということなのだ。

もっとも、当の今井氏にこの件について尋ねると、

「そうなんですか~」

とまるで他人事。

代わりに“後見人”である山東昭子・元参院副議長に聞いても、

「その件は、今井から報告を受けましたよ。でも、顕正会ってよくわからないけど学会・公明党とは全然規模が違うでしょ。公明党が気にすることじゃありませんよ。選挙は宗教同士ではなく、あくまで個人の戦い。全然心配ありません」

と呑気だけれど、先の関係者が言う。

「こうした事情もあって、沖縄県連は学会の歓心を買うために、比例区は全面的に公明の候補を支援する。すなわち、今井は、沖縄において、うちの組織票はほとんど当てにできないことになるんです」

出馬表明1カ月余りで早くも問題山積の今井候補。7月の選挙までまだまだ道は長く、とても「スピード当確」なんて甘い話では終わりそうにないのである。

「ワイド特集 春色の時限爆弾」より

「週刊新潮」2016年3月24日号 掲載

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