嫌がるデュエット制止できず。本荘重弘副市長のセクハラを黙認した川西市職員を処分

セクハラ問題が世間を賑わせているが、カラオケ店での出来事がきっかけで、当事者の上司だった健康推進部・副部長級の50代男性職員を懲戒処分にしたというニュースが飛び込んできた。

女性に直接セクハラをしたのは本荘重弘元副市長(すでに解職)だが、処分されたのは「セクハラ現場を黙認した」副部長級の男性職員だった。女性が休職してしまうほどのショックを受けているということは、「手を回した」だけではなかったのかも知れない。

人事院の懲戒処分指針では、セクハラの行為者のみが処分対象だが、女性が現在も休職していることを重く見て、傍観した当時の上司を処分したという。

嫌がるデュエット制止できず 副市長のセクハラ黙認した川西市職員処分

04月16日 17:49
https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20180416014.html

 兵庫県川西市は16日、昨年11月に解職された男性副市長が女性職員にセクハラ行為をしたのに黙認したとして、当時女性の上司だった副部長級の50代男性職員を戒告の懲戒処分にしたと発表した。

市によると、昨年9月、この男性職員や男性副市長ら4人は仕事の打ち上げの2次会で、大阪府池田市内のカラオケ店に入店。副市長が20代の女性職員とデュエットした際、肩に手を回すなどしたが、男性職員は特に制止しなかった。

女性は休職中で現在も職場に復帰していない。

市は、問題行為を黙認した職員への処分は異例としながら「部下を守る立場にありながら守れなかった。女性が今も職場に戻れていないことを重くみた」と説明。男性職員は「行為を止められなかった。女性職員に迷惑をかけて申し訳ない」と話しているという。

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