三井住友銀行・元副支店長、南橋浩被告が9億円搾取!起訴内容認める

三井住友銀行から9億6700万円をだまし取ったとして、電子計算機使用詐欺罪に問われた同行大森支店元副支店長、南橋浩被告の初公判が東京地裁であり、起訴内容を認めたという。

2007年から不正行為を繰り返し、愛人に貢いだり、FX取引(外国為替証拠金取引)への使用、自身の借金、あるいは子供の養育費と、完全に私的なことに流用していたそうだ。

架空の会社を作り、ドルを購入する際、通常1ドル=100円換算になるところを、1ドル=
1円と勝手に書き換えることで、大量に手に入れたドルを売る差益で稼いでいたという。大幅に数字を書き換えた際に鳴るブザーも、自分で止めていたというから驚きだ。立場を利用してやりたい放題だったのである。

三井住友銀詐欺 愛人に貢いだ元副支店長の“禁断の魔法”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/191713

搾取した総額のうち5億円ほどは手元にあったという。こちらは回収されたとのこと。現在は、新宿区内のワンルームマンションに移り住み、「妻子に累が及ばぬように」と親戚の姓に改名している。

元副支店長、起訴内容認める=三井住友銀から9億円詐取-東京地裁

JIJICOMより
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122200051&g=soc

 三井住友銀行から約9億6700万円をだまし取ったとして、電子計算機使用詐欺罪に問われた同行大森支店元副支店長、南橋浩被告(55)の初公判が22日、東京地裁(有賀貞博裁判長)であった。南橋被告は「間違いありません」と述べ、起訴内容を認めた。
検察側は冒頭陳述で、南橋被告は2007年から不正を繰り返していたと指摘。金は愛人に渡したり、外国為替証拠金取引(FX取引)に使ったりしたが、逮捕時には3億円が残っていたと述べた。
起訴状によると、南橋被告は11~16年、同行自由が丘支店と大森支店で、オンラインシステムに虚偽の情報を入力し、日本円で約9億6700万円相当の米ドルを自身の口座に入金したとされる。
南橋被告は7月に三井住友銀行を懲戒解雇された。(2016/12/22-12:17)

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