千葉県松戸市の造園業者4社(会社名あり)が談合!メールの「誤送信」で談合発覚 

大手ゼネコンが、リニアモーターカーの入札を巡り談合をしていたと事件になっていたが、今度は千葉県松戸市の造園業者でも発覚した。発覚した経緯が、メールの誤送信だという。しっかりと談合の証拠になるデータが市のは担当者に送られたというから、悪いことはできないものだ。

松戸市の談合で処分を受けた造園会社の会社名

松戸市の談合で処分を受けた造園会社は次の4社。

・小山ガーデン(小山一孚社長)http://www.koyama-garden.co.jp/
・石川園(石川貴一朗社長) http://ishikawa-en.jp/
・斉藤緑地建設(斉藤京子社長)http://www.mapion.co.jp/phonebook/M26012/12207/21230161295/
・新松戸造園(松戸栄社長)http://shinmatsudozouen.ninja-web.net/

「誤送信」で談合発覚 造園4業者を指名停止 千葉・松戸市

産経ニュース / 2017年12月20日 21時0分
https://news.infoseek.co.jp/article/sankein_afr1712200062

千葉県松戸市は20日、常盤平さくら通りのサクラ植え替えなど市発注の街路樹植え替え工事で談合があったとして、関係した造園会社4社を同日から9カ月間、指名停止処分としたと発表した。電子入札で、談合を仕切った業者が決定的証拠を市に誤送信したため、11月30日の開札時に発覚。入札は中止された。

指名停止となったのは小山ガーデン、石川園、斉藤緑地建設、新松戸造園の市内4社。入札は11月10日に予定価格1587万円で公告され、4社が応札した。

このうち、小山は落札を目的にほかの3社分の「工事費内訳書」(応札価格明細)を作って、これで応札するよう依頼。応札の際に誤って4社分すべての工事費内訳書を市に誤送信してしまった。応札価格は小山が予定価格の96・7%にあたる1535万円で、ほかの3社はこれをわずかに上回っていた。

市が小山幹部から聴取したところ談合を認めた。残る3社も小山に頼まれて談合に加担したことを認めた。各社は当初、談合を「完全否定」したが、工事費内訳書を突きつけられると「申し訳ありません」と頭を下げたという。

市は極めて悪質だとして「不正行為」では最も重い9カ月間の指名停止とした。しかし警察・検察への刑事告訴はしないとしている。

常盤平さくら通りのサクラ植え替えは老木17本を若木にする。入札の中止で植え替え工事が遅れるが、市は来春のさくらまつりに影響が出ないよう努力するとしている。

リニアの件で、ニュースでは「談合」ではなく「受注調整」という言葉になっていたが、何か忖度が働いているのだろうか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存
今日のおすすめ情報