広島の府中緑ヶ丘中学校で中3男子が自殺した件で、担任の女性教師の名前が特定される

広島の府中緑ヶ丘中学校で、中3男子が自殺した件で、担任の女性教師の名前がネットで特定されたそうだ。NHKのニュースで再現3Dアニメが流れた際に、女性だということはわかったのだが、教え子のTwitterから、本名が漏れたらしい。

各サイトに掲載されているので、詳しくはリンク先で確認してみて欲しい。

【教師特定?】広島県、府中緑ヶ丘中学校、中学3年生の男子生徒の万引き誤記録問題で、卒業生のツイートから担任教師の名前が漏れる。
http://b-k-diet.com/shinonaga/

緑ケ丘中学校の評判や女性担任教師の名前がTwitterで暴露された件
http://xn--ogtv78hby.blog.so-net.ne.jp/2016-03-09

~先生と判明、広島中3自殺問題-面談は廊下で立ち話
http://daily-news.jp/2016/03/09/the-name-of-the-teacher-is-found-in-hiroshima-junior-high-school-third-grade-suicide-problem/

該当の担任教師は体調不良のため、保護者説明会にも出ていないそうだ。担任には責任はないのでは?という意見もあるが、インターネット時代において、こうしたことは結局隠し通すことができないのだ。

「万引きしたから推薦できない」中学3年自殺!誤記資料で担任が進路指導

http://www.j-cast.com/tv/2016/03/09260764.html
J-CASTニュースより

広島県府中町立府中緑ヶ丘中学校で3年生の男子生徒(15)が昨年12月(2015年)、学校の間違った万引き記録をもとに志望高校へ「推薦できない」と伝えられ、三者面談の日に自殺した。8日(2016年3月)夜に行われた保護者説明会に担任教員は体調不良を理由に欠席した。

データの間違い指摘されてたのに修正せず
中学校は別の生徒の万引きを自殺した男子生徒の万引きと間違ってデータに記録し、生徒指導会議で間違いが指摘されたが、データの修正をせずそのまま放置していた。昨年11月から年末にかけ担任教員がこの間違った万引き記録をもとに進路指導をした際、男子生徒の第1、第2志望だった私立高校への校長推薦が難しいことを伝えた。担任教員は男子生徒から「万引きを否定する発言はなかった」と話しているという。

担任教員は12月8日、男子生徒の親を入れた三者面談で万引きが原因で推薦が難しいことを告げる予定していたが、男子生徒は現れなかった。担任教員と親だけで面談を行ったが、男子生徒はそのとき自宅で自殺していた。

「あさチャン!」はこの事件をニュース担当のアナウンサーが原稿を読み上げて簡単に伝えただけだった。たんなる学校のミスでは済まない問題を含んでいる。きちっと取材をして踏み込んで伝えて欲しかった。

 

本当の万引き犯である生徒は、逆に推薦を勝ち取ったという噂もあるらしい。何ともいたたまれない気持ちになってしまう。

「指導死」という衝撃的な単語も、今回の事件を通して初めて知ることとなった。今回は行き過ぎた指導ではなく、冤罪だった訳だが、きちんと確認さえしていれば防げた事件であることは間違いない。

今後、二度とこのような事件が起こって欲しくない。

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