愛知2区の田畑毅衆議院議員(自民党・二階派)が、女性問題で自民党を離党

自民党の二会派に所属する田畑毅衆議院議員が、女性とのトラブルで離党届を提出したそうだ。自民党の3回当選議員は「魔の3回生」と呼ばれており様々な問題が発生しているという。

田畑議員といえば、2017年10月、愛知2区から出馬し、一旦は落選。その後、立憲民主党の候補者名簿の不足という、まさかの事態で1枠が自民に回ってきて当選したという強運の持ち主だ。

立憲民主党が比例代表東海ブロックで、5議席確保。しかし名簿が4名しかなく、1議席を自民党へ譲る形になり、自民党の田畑毅氏がすべり込み当選をすることになった。この...

初当選した2012年~2013年頃の映像を見ると、真面目そうな雰囲気が漂っているが、直近の映像ではチャラい雰囲気になっていて驚いた。議員生活にも慣れてきて気の緩みが出て来たのではないだろうか。

またこの件に関しては、背景に二階派と岸田派の関係も透けており、問題が大きくなれば議員辞職を迫られることになるかも知れない。

女性とトラブルというと、不倫、暴力、暴行等が考えられるがやはりこのような事であろうか・・・。

田畑毅氏・経歴、プロフィール

※経歴、役職などは離党前のもの

氏名:田畑毅(たばたつよし)
生年月日:昭和47年5月2日 埼玉県出身

【経歴】
平成7年3月 早稲田大学法学部卒業
平成7年4月 日本銀行入行
平成9年7月~平成11年7月 自治省財政局へ出向
平成20年7月 経営コンサルタント事務所、行政書士事務所開設
平成24年12月 第46回衆議院総選挙初当選
平成26年12月 第47回衆議院総選挙次点
平成28年10月 第47回衆議院総選挙当選

在籍議員連盟:日本建設職人社会振興議員連盟

【役職】
衆議院 内閣委員会 委員
党 青年局 次長
党 経済産業部会 副部会長
党 厚生労働部会 副部会長
党 国会対策委員会 委員
党 運輸・交通関係団体委員会 副委員長

公式HP:
http://www.tabata-tsuyoshi.jp/profile/

田畑氏は日銀時代に省庁へ出向するエリートだ。愛知県2区では支部長にも就任している。小選挙区では、希望の党・古川元久氏に敗れたが、比例東海ブロックで青山周平氏(愛知12区で敗北)と最後の一議席を争い、惜敗率で青山氏を上回って3期目の当選を果たした。台風21号の影響で開票が翌日にずれ込み、田畑氏が最後の当選者になっている。

実は、平成28年10月23日の衆議院東京都10区の補欠選挙でも当選になっている。これは若狭勝氏(現・希望の党)が比例から小選挙区へ転じ、退職者となったことで生じた欠員である。

田畑毅議員の地元秘書「連絡つかない。寝耳に水」 二階派&魔の3回生に何が起きた

https://news.nifty.com/article/domestic/society/12144-193241/
ニフティニュースより

自民党の田畑毅衆院議員(46)が「女性トラブル」で離党届を提出したと報じられ、波紋が広がっている。

詳しいことは分かっておらず、様々な憶測が流れている状況だ。

「とてもそんなトラブルがあるとは…」
「本人とも連絡がつかない状態です。寝耳に水で、まさかこんなことが…」。名古屋市内にある地元事務所では、田畑議員の秘書が2019年2月16日昼過ぎ、J-CASTニュースの取材に、困惑ぎみにこう話した。

各メディアの報道によると、田畑議員は、知り合いの女性とトラブルがあったことを理由にして、15日までに自民党幹部に離党届を提出した。同党は、田畑議員から事情を聴いており、一部では、受理する見通しともされている。党幹部の中には、議員辞職を求める意見もあるとの報道もあった。

TBSは、女性は暴行を受けて、警察に被害届を出したとニュースを流したが、現時点ではその真偽はよく分かっていない。

地元事務所の秘書は、田畑議員の離党や女性トラブルについて、「事実関係をただ今、確認中で、情報を把握し切れていません。日ごろは、支援者へのあいさつ回りで忙しく、とてもそんなトラブルがあるとは思えませんが…」と話した。

16日は、早朝からひっきりなしに電話がかかってきているという。支援者からは、「ニュースで見たが、本当なのか」といった問い合わせが来ているほか、「議員を辞めろ」との電話もかかってきたとしている。

議員辞職なら…細野豪志氏にも影響?
田畑毅議員は、早大法学部卒業後に日本銀行に入行し、名古屋支店でも勤務した。2008年に退職後は、行政書士事務所を設立し、経営コンサルタントも務めた。

その後、政治を志し、2012年の衆院選比例東京で初当選した。17年の衆院選では、愛知2区に国替えして落選し、比例東海で復活当選した。党青年局次長などを経て、3期目の現在は、衆院財務金融委員会理事を務めている。

自民党の当選3回議員は、様々な問題発覚から「魔の3回生」と呼ばれる。田畑議員が所属する二階派は、桜田義孝五輪相などお騒がせの議員が多いとされ、ニュースのコメント欄などでは、「また二階派じゃないですか」との声も漏れていた。

もし田畑議員が辞職すれば、比例名簿から元職の吉川赳氏(36)が繰り上げ当選する。吉川氏は岸田派に所属しており、二階派入りした無所属の細野豪志元環境相と衆院静岡5区で競合する可能性がある。「自民党入りを目指す細野氏の動向にも影響がでてくる」との見方もネット上で出ていた。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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