小池百合子都知事の緊急事態宣言要請は、やはりパフォーマンスだった。文春を必読せよ。
小池百合子都知事が、国に対して緊急事態宣言を発令するよう要請したニュースを受けて、都知事が都民を救う正義の味方のように見られているが、そうではない。ぜひ文春の記事を見てみて欲しい。
舛添氏も何かと問題はあったものの、実務能力では小池百合子都知事よりははるかにマシだったという声も。
東京都のコロナ感染者は、連日2千人を超えている。小池都知事は、それを都民や政府のせいにしている。これは、彼女のパフォーマンス政治のつけであり、都民の命が危険にさらされている。拙著『東京終了』でも検証している。https://t.co/iFNDhnxCS8 https://t.co/bGbfhh7tV0https://t.co/Pp3QOsRv0z
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) January 10, 2021
杉並区長も無策すぎる都の政策を告発。
小池さんが得意なのは、小学校の教室に貼ってあるようなスローガンですよね。具体的な政策と機動力は・・・その小池さんを投票で選んだのは、都民です。
「小池都知事は責任を果たせ!」命の選別が迫る医療現場…杉並区長が“無策すぎる都政”を告発https://t.co/rSXYdMZgUt
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) January 11, 2021
今回の件は、都知事お得意のパフォーマンスであり、実際には国は都に対して何度も飲食店の時短要請をしていたという。大阪と北海道はその要請に応じ、減少に転じた。(再び増加しているが)
都も12月のうちに時短要請に応じれば、今よりはまだマシな患者数だったかも知れない。文春の記事が出ると同時に、あちこちで非難の声が上がり始めている。都民は実態を把握しておくべきだろう。
ネットではこのような意見があげられている。
- 東京都は対策しなかったってことか…
- 常に強い男にコバンザメのようにくっついてきた
- 都のためではなく、常に自分のパフォーマンス優先
- 都のコロナ対策CMに11億もかけるなんて無意味
- 責任回避、政局しか考えていない
国と都が責任の押し付け合いをしていると見る向きもあるが、それでも12月はただ呼びかけるだけで、ほとんど手を打ってこなかった都知事のあり方は、大失策と言えるだろう
メディアは、自分達の都合のいいように切りとって報道するので、ぜひこの図を覚えておきたい。
「政治家の評価とメディアの報じ方」という図を作ってみた。政治家Aの例は、小池百合子東京都知事と吉村洋文大阪府知事。政治家Bの例は、仁坂吉伸和歌山県知事と平井伸治鳥取県知事。
今の新聞テレビは、政治家の言うことを垂れ流しにするので、メディア、特にテレビを利用する能力が評価を左右する。 pic.twitter.com/aQcYPjJXrb
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) January 8, 2021
小池百合子都知事は「よくやっている」と考える支持者は結構いるようだが、上記のようにマスコミを使って「やってますアピール」が得意なだけとも言える。よく見極めて欲しい。