コロナウィルスに関するデマと真実

現在、日本ではどこもかしこもコロナの話題だらけだ。テレビのニュースではトップに必ず患者数を発表するし、1日に流れてくるニュースの多くがコロナウイルス関連である。学校や施設は休業になり、企業もできる限りの在宅ワークを推奨されている。

そんな中、もっとも困ることの一つに、特定物資の不足があげられる。言わずもがな、マスクやトイレットペーパー、箱ティッシュやキッチンペーパーなど。マスクの品薄は、輸入品であることが原因なので仕方がないにしても、紙類は国内生産で、しかも製造側から十分に数は足りていると発表もされている。にも関わらず、あちこちで品薄になってしまうのだ。

デマも結局は「真実」になってしまう

サンデーモーニーングで解説していたこの図がわかりやすいので、今一度見て欲しい。


最初にTwitterで、トイレットペーパー類が不足するという「デマ」が流れたが、デマだとわかっていても信じる人が一定数いる限り、結局「品薄」が「真実」になってしまうのが現実なのだ。しかし、こういう輩がいることに、心底辟易してしまう。高齢者はあの世にトイレットパーパーを持っていくつもりなのだろうか。

東日本大震災後と似た情勢を感じるが、あの頃は少なくとも被災していない地区に関しては通常通り経済を回すことができたということ。災害も怖いが、伝染病の怖さはまた格別である。見えない敵と戦っている状態なのだから。

ついにトイレットペーパーがゲームセンターの景品にもなってしまった。こんな世の中を想像した人がいただろうか。

こちらはデマによる死者まで。落とさなくてもよい命まで落としてしまっている残念さよ。

コロナウイルスはそこまで警戒が必要なものなのか?

さて、コロナウィルスというのは、そこまで恐れるべきなのかという疑問もわいてくる。例えば、医療関係者と思しきアカウントからは、こうした発言も。

風邪の一種という意見もちらほら見られる。また猛威と言う意味では、インフルエンザのほうが恐れるべきとの意見も。今回のコロナ騒動でマスク・手洗い・うがいなどの予防策に多くの人が取り組んでいることで、インフルエンザの発症率が例年よりかなり少なくなっているという見方ができるそうだ。

いずれにせよ、一刻も早く騒動がおさまり、通常生活に戻れることを祈るしかない。

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