ニートで千葉市議会議員に立候補した「上野竜太郎氏」が話題に
8,000円しか選挙費用を使わなかった、ニートの「上野竜太郎氏」が話題になっている。ほとんど選挙運動らしいことをせずに、1399票を集めたそうで、供託金を支払わずに済んだようだ。
私の様な底辺の人間にとって50万円という供託金はとても大きな金額です。 皆さんが私を救って下さったのだという事、生涯忘れません。
— 上野竜太郎 (@uenoryutaro) 2015, 4月 12
上野竜太郎氏の発言・まとめ
http://togetter.com/li/807928
Twitterの発言がTogetterにまとめられている。
上野竜太郎氏の公式ブログ
http://ameblo.jp/uenoryutaro/
上野竜太郎氏が掲げた政策
公式ブログより。特別目新しいものはないが、「ニートの社会復帰 私以外の誰にこれが出来るでしょう。」には、大いに共感できるものがある。いろいろな業界で人手不足が叫ばれている昨今、前々から「ニートが戦力になれば・・・」と思っていたので、当選してぜひ実行して欲しかった。
・議員の期末手当という名のボーナス300万円の削減
千葉市の財政状態は、政令指定都市の中ではもっとも悪い状態となっています。
ボーナスを削っても920万も残ります。(今は年収1200万)
・政務調査費のインターネット公開
公開して困る市民がいるでしょうか?
・貧困世帯の子供の学習支援
・介護職員の劣悪な労働環境の改善
・介護職員の労働力不足に対応
・ニートの社会復帰支援
私以外の誰にこれが出来るでしょう。
・ひとり親世帯の支援
シングルマザー世帯の子供の6人に1人が貧困状態にあります。この問題を解決せずして「女性の輝ける社会」の実現はありえません。
・子育てのしやすい環境を整備
千葉市の花見川区では、今後25年間で20~39歳の女性の数が54%も減少してしまいます。花見川区は「消滅可能性自治体」なのです。
・生活保護者の社会復帰の促進
「働く」か「生活保護」かの二択ではなく、ある程度の保護を受けながら短時間労働を出来るようにする「中間的労働」の制度を実現させましょう。
・空き家の再利用、再活用
千葉市内の家の10軒に1軒が空き家となっています。空き家には、「景観」「防犯」など様々な点で問題がありますが、これを積極的に再利用し千葉市のコミュニティ活性化に利用しましょう。